先日、アプローチを受けました。
とは言っても残念ながら婚活絡みではありません。
前の部長からです。
今後のプランを考えるいい機会となったので、記録に残しておこうと思います。
8/23(金)
突然 前の部長に呼ばれ、『ウチのチームに来ない？』とアプローチを受けました。
前部長は今年の初めに別チームに異動し、そのチームはウチの部署の今年の売上の半分を挙げている稼ぎ頭となっています。
「今のチームで思ったほど成果が出せていないこと」、「予定されていたプロジェクトが延期になりそうで今のチームでの工数が余りそうなこと」、「来月頃から始まる来年のプランニングに最初から関与できるのでいいタイミングであること」、「前部長のチームは来年も一番の稼ぎ頭となりそうなこと」など、いろいろと理由を考えると『全然アリ』だと回答をしたところ、『tapaさんの意思ってことにしたほうが話が通りやすいから、tapaさんから本部長に話してみて』と言われました。
この日時点での気持ちは移籍 80%、残留 20%でした。
8/26(月)
早速本部長と面談し、『tapaさんがその気なら全力でサポートするよ』と言ってもらえました。が、私から「どうしても行きたい」と言った感じになっていて、ちょっと事実とは違うニュアンスで伝わってしまったなと感じました。
(ちなみに、本部長は私が面談を申し込んだとき、私が会社を辞めると言うのではないかと思ったそうです。)
面談の結論としては、現チームの部長や課長と相談したりして、その週内を目処に最終的な結論を出すことになりました。
この日時点でも気持ちは前の週と変わらず移籍 80%、残留 20%でした。
8/27(火)
現課長から呼ばれ、面談をしました。プロジェクト延期により工数が余りそうだなというのは現課長も考えていたようで、現課長も他のチームへの異動を考えていたようです。それもあって、「tapaさんが自分の将来のキャリアを考えて決めればいいよ」と言ってくれました。
本部長との面談では、事実を少し捻じ曲げて話をしていたので本音で相談できませんでしたが、現課長との面談では本音で相談でき、自分としては「どっちでもいいや」という思いであることが分かりました。
ただ、現課長が出ていくよりは成果があまり出せていない私が出ていったほうがいいかなという思いがあったので、「どっちでもいいや」という思いはありましたが、この日時点での気持ちは 移籍 70%、残留 30%でした。
8/28(水)
現部長と面談し、強い引き止めを受けました。現課長との面談と同様に本音で相談でき、改めて自分としては「どっちでもいいや」という思いであることを認識しました。
この面談の結論として、翌日(8/29 木)に社外の信頼できる人と飲む機会があったので、その人とも相談してから決める旨を伝えました。
この日時点では気持ちは前日と変わらず移籍 70%、残留 30%でした。
8/29(木)
信頼できる同僚O氏と1時間くらい会議室に籠もって話をしました。O氏としては「アリじゃない？」という意見でした。
この日は社外の信頼できる人と飲む予定でしたが、先方の都合によりお流れになってしまいました。
この日時点では信頼できる同僚O氏の推しもあって、気持ちは移籍 80%、残留 20%でした。
8/30(金)
前部長から呼び出され、『結局どうするの？』と聞かれました。『まだ迷っていて、今日の午後の本部長との面談で相談して最終決定します』と伝えたところ、『そんな気持ちだったらもういいよ』と言われてしました。
アプローチしておいてその気にさせておいて、その言い草は無いんじゃない？と感じましたが、自分で結論出す必要が無くなったので、気持ちとしてはラクになりました。
で、午後の面談で本部長に残留の意思を伝え、これにて血で血を洗う引き抜き合戦は幕引きとなりました。
振り返って考えると
相変わらず自主性が無いなと感じました。
社内で成果を出せそうな場所を探し、社内政治を使ってその場所に移動(異動)して成果を出し、それを繰り返すのが社内でのし上がっていく方法なんだと思いますが、自分はそういうのには向いていないようです。
(前の会社で「ここの部署に行きたい」と主張して異動させてもらったけど、その異動させてもらった新しい部署で華麗にコケた経歴があります。それも影響しているのかもしれません。性交 成功体験って大事ですね。)
周りから見てフィットしそうなところに配置してください。そこで精一杯やります。これが今の私の基本スタンスであり、これから先も変わることはなさそうです。出世コースからも外れた人生となるでしょうが、それで構わないと思っています。
そう考えると、前部長が『tapaさんから本部長に話してみて』と言ったのが今回の移籍不成立の最大の原因のような気もします。前部長が私の意思を確認し、それでもって直接本部長と話をして進めていれば移籍は決まっていたでしょう。
(まぁ、8/30(金)の時点での気持ちは移籍 80%、残留 20%だったので、前部長が『もういいよ』と言わなければ移籍決定だったんですけどね。)
あとは、この先のキャリアについてですね。
今の会社で2021年7月末まで働いたら退職金が200万円ほど積み増しになるので、そこをゴールとしてアリリタ(セミリタ)を目指していますが、最近はそこまで気持ちがもたないかなと思っています。
今何がしたいか？というと、ただひたすら旅先でのんびりしたいのです。
やれる金はあります。ずるずると先延ばししてしまったら後悔するかもしれません。
今リタイアしたらいずれ金がショートしますが、先のことを考えるより今やりたいことをやるべきではないかなと最近は考えています。
そう考えると今の会社に残留するのはそんなに長くないので、新しいチームに異動してイチから新しいことを学ぶよりは、今のチームに留まって緩く慣れた仕事を続けたほうがよさそうです。というわけで、今回の結論は自分にとって悪くなかったと思っています。
今回の件は、今自分が何をしたいか考えるきっかけとなりました。
自分が何をしたいか分かった今、それに向けてどうするか、より具体的に考える時期に来ているのかもしれません。
興味がある方はこちらもどうぞ。
