アリリタ(セミリタ)を夢見ています。
先日、アリリタ(セミリタ)の夢ではなく、202X年のライスボウル(アメフト日本選手権)を観戦する夢を見たので、今日はそれについて書きます。
(ここで使われている写真はイメージです。本稿と2020年のライスボウルとは一切関係がありません。)
その日、社畜タイムから開放された私は晩ごはんを食べた後にウトウトして眠りに堕ちてしまいました。
そこで数年後 202X年のライスボウル(アメフト日本選手権)を観戦する夢を見ました。
202X年は学生代表で青のユニフォームのチームKと、社会人代表で赤のユニフォームのチームFとの対戦でした。
アメフトは大学時代の元カノがアメフト部のマネージャーだったこともあり、大学時代の友達がアメフト部に所属していたこともあり、大学時代からちょこちょこ観ていました。
ですが、私が夢の中で観た未来のアメフトは私が知っている今現在のアメフトとは異なるものでした。
今のルールではオフェンスの選手はディフェンスの選手を手で掴んではいけないのですが、未来のアメフトではルールが変更されて掴んでもいいことになっていました。
そのようなルールの中では次のようなことが起きます。
次の3枚の写真は一連のプレーです。
【1】
赤60番の選手が青78番の選手をがっつり掴んでいますが、ルールが変更されたためホールディングの反則は取られません。
【2】
(右の赤丸) 赤60番の選手は青78番の選手が自分よりも左側にいたにもかかわらず、右側に倒しました。こんなの、掴んで相手を投げようとしない限り無理ですが、新ルールでは掴めるようになったので可能です。
(左の赤丸) 赤72番の選手は青50番の選手をいきなり掴みにかかっています。これも新ルールではO.K.です。
【3】
赤72番の選手、掴んでいたのは左手だけではありませんでした。右手でもがっつり掴んでいます。青50番の選手、自分より体の大きい相手にここまでがっつり掴まれるとセパレーションするのは非常に難しいです。ですが、ルールが変更になっているので仕方ないですね。当然ホールディングの反則は取られません。
ランプレーのブロックの際にも、脇を閉じて相手を掴み、相手に身を寄せて体重を預けるようにするだけで旧ルール下よりもブロックが簡単になります。
新ルールでは体が大きいほうが圧倒的に有利です。掴んだもの勝ちなので、クイックネスで勝負するのは難しいです。
この下の写真のようなシチュエーションでは、しっかり掴めていればボールキャリア(ランナー)が通る穴と反対方向に引き倒すことができ、大きなゲインが可能となります。
穴をこじ空けるブロックをするよりも、掴んで引き倒すほうが簡単ですしね。
青51番の選手も相手の左肩を掴めているので、自分が掴まれていなければスイムなりリップなりで抜けれていたかもしれませんが、新ルール下では掴まれてしまうので抜けることはできないでしょうね。
次の2枚の写真はオープンフィールドでの一連のプレーとなっています。
【1】
新ルールではオープンフィールドでもばんばん掴んでO.K.です。
ディフェンスの選手をボールキャリア(ランナー)に近づけさせないようにしましょう。
【2】
それでもいかれそうになったら巻き込んじゃいましょう。
掴んでいるのでぶら下がって引き落とすような感じにすれば大丈夫です。
こうすればディフェンス選手は余程のことがない限りボールキャリア(ランナー)には届きません。
もう何でもかんでも掴んじゃいましょう。
掴んで引っ張って体をくっつけてボールキャリア(ランナー)の方に行かせないようにすれば、ポジショニングを考えて間に体を入れるなんてことをしなくても大丈夫です。
(左の赤丸) 赤60番の選手、青40番の選手の喉元をしっかり掴んでカチ上げられています。青40番の選手は新ルールに慣れていないのでしょうか? 旧ルールでは掴まれることがないのでこんな体勢にさせられることなんて滅多にないと思います。
パスプロテクションの時もどんどん掴んじゃいましょう。
失敗してQBとディフェンス選手との間にポジショニングできていなくても大丈夫です。
新ルールではホールディングの反則は取られません。思い切っていきましょう。
結局夢の中では新ルールに慣れている社会人代表のチームF(赤)が新ルールに慣れていない学生代表のチームK(青)に圧勝していました。
社高学低が叫ばれてかなり経ちますが、それ以上にオフェンスの選手がディフェンスの選手を掴めるようになったなったという新ルールを社会人代表のチームF(赤)が有効活用したことが印象に残る試合でした。
なんか異なるルールで試合をしているような感じがして、「同じルールで試合をしたらどうなっていたのだろう」、「社会人代表のチームF(赤)って○連覇してるけどどうなの?」と感じました。
そして試合を観終わった後、「フットボールって面白くなくなったな」とぼそっと一人呟いたところで目が覚めました。
お話は以上です。オチが無くてすみません。
ちなみにもう一度申し上げておきますが、ここで使われている写真はイメージであり、本稿と2020年のライスボウルとは一切関係がありません・・・。
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