社畜毒男です。
社畜毒男には妹がいます。
身長172cm 体重80kg超で愛嬌のあるかわいい妹です。
そんな妹から「積立NISAを始めようと思うんやけど、何を買えばいいん?」と聞かれました。
妹は投資の経験はゼロで「ランキング上位のeMAXIS Slim米国株式とeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)あたりを半々で買っておけばいいかなぁ?」と言っていたので、とりあえず「それだとアメリカ依存が激しすぎない?ちょっと考えてみるから時間ちょうだい」と返事しておきました。
ということで、まずは自分が妹の立場なら何を買うか、という目線で考えてみました。
ちなみに、社畜毒男は普通のNISAを選択しています。
昨年のコロナショックの際には落下するナイフを掴んで死ぬかと思いました。
妹のスペックは・・・ローンで購入した郊外の中古マンションに旦那さんと母親と3人で暮らしています。
妹は社畜 正社員、旦那さんも社畜 正社員です。
子供は諸事情により難しいようです。
で、実際に考えてみて、なるべくシンプルにしたほうがいいかなと思いましたが、かと言ってオールカントリーのインデックス投信だけにするというのにも抵抗がありました。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の割合は次のようになっています。
新興国の割合が12.4%で、その新興国のグループには中国やインドも入っています。
(引用 : eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS)
2030年には中国はGDP世界1位、インドは2位になるという予想もあります。
他にも上位にはずらっと新興国が並びます。
(引用 : Chart: The World's Largest 10 Economies in 2030)
社畜毒男としては、これからさらに伸びてくるであろう新興国が12.4%って少ないんじゃない?と思うわけです。
他にも、ヨーロッパってこれから先はどうなんでしょうか?
コロナ対応もダメダメでしたし、一部の国では高齢化も少しずつ進んでいて、社畜毒男的にはあんまりいいイメージはありません。
逆にアメリカは腐ってもアメリカだと思います。
GDPでは人口の多い中国やインドに抜かれはしますが、これからも世界の中心であり続けると思います。
ということで、自分なら50%超をeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で、残りをeMAXIS Slim米国株式とeMAXIS Slim新興国株式でちょっと調整する、みたいな感じにするのかなぁと思います。
ちなみに、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で新興国の割合が小さくなるのは、基になるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)が時価総額加重型の指数だからですかね。
ということで、GDP加重型のインデックス投信も見つけてみました。
けど、これは新興国の割合が大きすぎる気が・・・。
(引用 : ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)|ニッセイアセットマネジメント)
昔は世界経済インデックスファンドとか好きだったんですけどね。
(信託報酬が0.5%(税抜)と高いので、今はタイミングを見て少しずつ売っていっています。)
(引用 : 世界経済インデックスファンド|三井住友トラスト・アセットマネジメント)
とりあえず、今週末にでも今回考えたことを妹に伝えてみようと思います。
ついでにインデックス投資の基礎や、投資に関して自分で考えてみることの重要性についても教えてあげたほうがいいですかね。
それでさらに投資に興味を持ってくれたらいいなぁと思います。
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