無職毒男です。
無職毒男は昨年(2021年)の8月に東京から札幌に引っ越してきました。
で、先日 北海道での冬のガス代についてブログ記事を書きました。
「直近のガス代が1万円近くだった」という内容だったのですが、興味が湧いたのでもう少し掘り下げて調べてみました。
調べてみたのは「暖房用季節契約でどれくらい節約できているか」ということに関してです。
無職毒男は北海道ガスの暖房用季節契約を利用しています。
これは冬の間だけ『一般』と『暖房』で別々の契約にすることで、基本料金はそれぞれで必要になりますが、暖房の使用では安い単価が適用されるというものです。
(引用 : 暖房用季節契約 - 北海道ガス株式会社)
例えば最近の単価は次のようになっています。
暖房用の単価はかなり安くなっていますね。
(引用 : 料金表一覧 - 北海道ガス株式会社)
【 1月検針分について 】
まず、1月検針分について調べてみました。
1月検針分の料金は一般分が2,727円、暖房分が7,247円、合計で9,974円でした。
で、暖房用季節契約を適用しない場合にいくらになるか試算したところ、9,163円となりました。
あれ? 暖房用季節契約を適用しないほうが安いですね・・・。
【 12月検針分について 】
1月検針分の結果が予想に反するものだったので、12月検針分についても調べてみました。
12月検針分の料金は一般分が2,693円、暖房分が3,879円、合計で6,572円でした。
で、暖房用季節契約を適用しない場合にいくらになるか試算したところ、5,620円となりました。
うーん、12月検針分に関しても暖房用季節契約のほうが損してる感じですね・・・。
【 暖房用季節契約の損益分岐点 】
とりあえず12月検針分と1月検針分では損をしていることが分かったので、次にどういうときに暖房用季節契約で得になるのか把握するために、損益分岐点を調べてみることにしました。
ということで、一般用途の使用量を10m3に固定して、暖房用途の使用量を変化させたときの比較をしてみました。
グラフにするとこんな↓↓感じです。
横軸は暖房用途での使用量、縦軸はトータルのガス代です。
暖房用途での使用量が70m3以下では暖房用季節契約を利用したほうが高いことが分かりますね。
厳密には損益分岐点は暖房用途での使用量が69m3前後のところでした。
これは・・・結構な量の暖房を使わないと元が取れませんねぇ・・・。
ちなみに、一般用途での使用量を10m3ではなくて15m3に固定した場合でも大きく状況は変わらず、損益分岐点は暖房用途での使用量が77m3前後のところでした。
【 まとめ 】
結論として「暖房用季節契約は暖房用途で70m3ぐらい使わないと元が取れない」ということが分かりました。
ちなみに暖房用途で70m3(+一般用途で10m3)ぐらい使うとガス代は14,000円ほどになります。
そんなに高くなるまで使いたくないですねぇ・・・。
無職毒男の1月検針分のガスの使用量は一般分で9m3、暖房分で38m3、合計で47m3でした。
無職毒男としてはここからもっと使用量を減らしたいと考えています。
そんな無職毒男にとっては、暖房用季節契約は不要ということになりますね。
最低利用期間が1年という縛りがあるのですぐにはやめれませんが、次の冬には暖房用季節契約は解除したいと思います。
残念ながら今季は全くメリットの無い暖房用季節契約で高い料金を払い続けます。
情弱はこうやって搾取されるんですね、はぁ・・・。
【 追記 】
独り身だと少々寒くても我慢できますが、彼女がいたらあんまりケチケチしたくないので暖房の使用量が増えるかもしれません。
そしたら暖房用季節契約はあってもいいかもしれませんね。
でもまぁ今年も彼女はできないと思うので、そんなこと考える必要は無さそうですね。
あぁ、余計なこと考えたせいでまたタヒにたくなってきたわ・・・。コロシテ・・・コロシテ・・・。
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