社畜をしています。
社畜の会社ではリストラが進行中です。
2019年には本社の20%の人員が削減されました。
2019年のリストラについてはこちら↓
で、予想していましたが2020年もリストラをやるようです。
先月に人事制度の変更があり、社畜も基本給が20%ダウンになりました。
今思うと、これはリストラの布石だったのでしょう。
社畜の減給についてはこちら↓
で、何が起こったかと言うと、突然社長から全社員に対して「未来志向の組織作りについて」というタイトルのメールが発信されたのです。
中身を要約すると次のような感じです。
- 未来志向の組織作りのため、より強く、より機敏な「筋肉質」な会社に生まれ変わりたいよ
- そのための改革の一環として、○○部(社畜が在籍している部!)の30%と人事部の20%の業務をビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)するよ
- BPOの委託先は△△社(大手コンサル会社)の大連にあるデリバリーセンターで、△△社による業務開始は8月1日だよ
- 稼働当初はいろいろ大変だと思うけどよろしくね
- 決断するのは結構大変だったよ (でも決断できて偉いでしょ?)
- この決定により影響を受ける社員が多数いるよ。今までありがとね。(クビにするとは名言していないが、ありがとうと言っている。)
対象となる○○部は社畜が在籍している部です。
社畜の隣の課が対象で、社畜の課は対象外のようですが、対岸の火事だとは思えません。
それにしてもツッコミどころ満載なメールでした。
「筋肉質」と言っていますが、多分英語の「LEAN」を変に翻訳してしまったのでしょう。
「LEAN」は「贅肉の無い」とか「引き締まった」という意味で、「筋肉質」とは別物です。
「筋肉質」と言うと、柔軟性が無いとかエネルギー効率が低い(高燃費)という悪いイメージも付き纏います。
で、未来志向の組織と言っておきながらやることがBPOですか。
BPOって10年以上前の施策だと思っています。
当時は大連の人件費は日本の1/10~1/6で、コスト削減という意味では効果はあったと思います。
今は人件費は1/3ぐらいでしょうか?
生産性や管理コストなんかを考えると効果はどれくらいあるんですかねぇ。
そして日本はサラリーが下がっていて中国は上がっていっています。
効果はこの先あと何年もちますかね。
BPOの先も考えての決断なんでしょうか?
はっきり言ってBPOだけなのであれば時代遅れ以外のナニモノでもありません。
で、名言はしていませんが、やっぱり人を切る気満々ですよね。
リストラのときに払う退職金の積み増し分を減らすために、上述の人事制度の変更を行って基本給の減額を実施したのかもしれません。
やることがセコいですね。
「筋肉質な組織ってバカじゃない?それにBPOって時代遅れだよね。で、やっぱりクビ切るんだろうねぇ。」って感じで上で述べた内容をさらっとメールに書いて、同僚に送るつもりだったのに間違って全社に送ってしまったみたいな感じで問題行動を起こしてみようかと思いましたが、上司に迷惑かかりそうだったのでやめました。
(同僚N氏が「それおもろい!やれやれ!」って背中を押してきたので、まじでやりそうになりました。)
今回の対象は社畜の隣の課が対象でした。
次のタイミングでは社畜の課が対象になってくると思っています。
対象は45歳以上だったり、10年以上在籍している人だったりで、社畜は対象にならないような気がしています。
まぁ、もし基本給6ヵ月分でも積み増ししてくれるんだったら喜んで手を挙げるんですけどね!
しかし、これでさらにモチベーション下がったなぁ。
あと1年、もしくは希望退職の募集まで気力がもつかなぁ。
とりあえず目標の2021年7月末まで残り出勤日はあと228日かぁ。
まだまだ道は遠いな。はぁ・・・。
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