社畜毒男です。
社畜毒男は先日 妹から積立NISAについてのアドバイスを求められ、いろいろと考える機会がありました。
最初に浮かんだのは「ベースは全世界株式(オールカントリー)のインデックスかなぁ」ということでした。
これは自然と頭の中に浮かんできたのですが、考えてみると「積立NISAだと手動でリバランスができない(できなくはないがNISAのメリットが消失する)ので内々で自動でやってくれるほうがいい」ということが理由としてありました。
ですが、ここで「リバランスってどれくらいちゃんとやってくれてるんだろう?」という疑問が生じました。
なので、調べてみました。
題材はニッセイの「購入・換金手数料なし」シリーズです。
このシリーズには「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」の4つの資産に25%ずつ均等に投資する「4資産均等型」のインデックス投信があります。
(引用 : ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)|投資信託のニッセイアセットマネジメント)
これを使って(1)「4資産均等型」に100,000円を投資した場合と、(2)「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」のそれぞれに25,000円ずつ投資した場合とを比較してみようと思いました。
ニッセイの「購入・換金手数料なし」シリーズを使おうと思ったのは、(a)4資産均等型がある(8資産均等型とかだと計算が面倒になる)のと、(b)ある程度長いヒストリカルデータがあるからです。
その「4資産均等型」の月ごとの基準価額の推移は次のようになっています。
比較する期間ですが、(A)期間が1年程度であり、(B)「4資産均等型」の基準価額が同じ水準である2点間を選びました。
(期間が長すぎたり「4資産均等型」の基準価額が異なったりすると、余計なファクターが入ってくると考えました。)
例えばグラフの右のほうにある黄色の始点は2019年11月で基準価額は11,913、終点は2020年10月で基準価額は11,930で、上記(A)(B)の条件を満たしています。
で、予想される結果は『2020年前半のコロナショックで株価が暴落し、相対的に割高になった債券を売却して割安になった株を購入するというリバランスが行われるため、「4資産均等型」のほうが「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」それぞれに投資したものよりも高くなる』です。
1つのデータだけでは結論は出せないと思うので、黄色の他に赤色、緑色、橙色の3期間についても調べてみました。
果たして結果はどうなるでしょうか?
ちょっと長くなったのでここで一旦切ります。
結果と考察については次回の投稿で書こうと思います。
面白かった、ためになったという方は、クリックしていただけると嬉しいです。