社畜毒男です。
「バランスファンドのリバランスって、ちゃんとやってくれてんの?」という疑問について、社畜毒男なりに調べてみた結果を書いていこうと思います。
調べた前提と予想についてはこちら↓
下のグラフはニッセイの「購入・換金手数料なし」シリーズの「4資産均等型」のグラフです。
これの赤色、緑色、橙色、黄色の4つの期間において、(1)「4資産均等型」に100,000円を投資した場合と、(2)「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」のそれぞれに25,000円ずつ投資した場合とを比較してみました。
結果は次のようになりました。
一番右の優位度はどれだけ「4資産均等型」が高いかを示しています。
これを見ると、4つのデータセットのいずれにおいても、事前の予想通り「4資産均等型」が高いという結果になりました。
黄色のデータセットはコロナショックという短期間での大暴落・大リバウンドがあったので数字が大きくなっているのだと思います。
大きなショックが無い場合は、差はほとんど無いと言ってもいいかと思います。
当然、4つのデータセットだけでなくもっと調べれば異なる結果が出るかもしれません。
また、株価の上昇/下降局面の場合、金利の上昇/下降局面の場合、為替の円高/円安局面の場合など、状況によって傾向も見えてくるかもしれません。
(株価が右肩上がりの場合は「4資産均等型」は負けると思います。)
ですが、ざっくりとしたことは分かりましたし、社畜毒男としてはそれだけで十分なので、これ以上深入りするのは今は止めておこうと思います。
で、ちょっと話は変わりますが、今回「4資産均等型」を調査対象にした理由は調べやすそうだったからです。
社畜毒男的には「○資産均等型」のインデックス投信はゴミ 不要だと思っています。
なので今回の「4資産均等型」はどうでもよくて、話の発端である「全世界株式(オールカントリー)」だとどうなるかを知りたいわけです。
で、考察するに・・・性格の異なる株と債券のミックスでもそれほどバランスファンドのリバランス効果には期待ができないので、性格が似ている株だけのミックスでは余計に効果が期待できないのではないかと思います。
でも効果はゼロではないので、積立NISAでならベースとして考えてもいいのかなぁと感じました。
全世界株式の投信は手数料(信託報酬)もそれほど高くないですしね。
というわけで、妹へのアドバイスは内容を変えずに「50%超をeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で、残りをeMAXIS Slim米国株式とeMAXIS Slim新興国株式でちょっと調整する」でいこうと思います。
ところで・・・自分のNISAの枠はまだ120万円分まるまる残ってるんですよねぇ。
先日のFOMCの結果を受けてこれから下落があれば、また買いに走りますかね。
落下するナイフを掴みにいくのは投資の世界では悪手でご法度とされていますが、社畜毒男は学習しない男なので・・・。
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