無職毒男です。
無職毒男は昨年(2021年)の9月末に仕事をやめてアーリーリタイアしました。
で、先日 実家に帰って母と妹と話をしているときに聞かれました。
「初めてアーリーリタイアしようと思ったのはいつなん?」
というわけで、ちょっと昔を振り返ってみました。
【 きっかけはFX (~2008年) 】
きっかけはFXだったと思います。
最初の会社に入って数年後にFXを始めました。
100万円の種銭でスタートし、それが最初の1年で倍の200万円にまで増えました。
その翌年も利益をあげ、さらに倍になって400万円になりました。
さらにその翌年には一時1000万円近くにまで到達しました。
そんなふうに倍々ゲームで資産が増えていく過程で「投資ってすげーな。投資で利益あげてたら働かなくてもいいんじゃね? よーし、将来的には仕事なんかしないで投資で喰っていこう。」と思いました。
というわけで、初めてアーリーリタイアを意識したのはこの頃ですね。
ですが、その夢は2008年のリーマンショックにより儚くも打ち砕かれました。
数年かけて築き上げた1000万は強制ロスカットにより水泡に帰しました。
(『人』の『夢』と書いて『儚い』とはよく言ったものです。)
リーマンショック前の数年間は円安が続いていて、ロンガーなら誰でも勝てる相場でした。
そんなイージーな相場でレバレッジ10倍とかでやってたんですね。
100万円を一時的にでも1000万円にできたのは実力でも何でもなくて、ただ単に運と無知であるが故の大胆さ(無謀さ)によるものですね。
それに気がつくことができたのでFXで取り返そうとは思わず、その後は投資は細々としか続けていませんでした。
(まぁなんやかんやでFXは今もレバ2倍くらいでやってますけどね。早くやめたいです。)
【 大崩壊(リーマンショック)以降 (2009年~2016年) 】
リーマンショックから数年間の記録はありませんが、2012年からは今と同じように月々の資産の記録を残してきましたので、推移を晒します。
(グラフの縦軸の単位はギルです。日本円ではありません。1ギル=???円です。)
この頃は投資信託の積み立ても始めていたと思います。
でも、初期の頃は元手が小さいので伸びも小さいですね。
その後は年が経つにつれて積み立ての額なんかも増えていき、伸びも大きくなっていきました。
で、この頃は初めての転職をして仕事に熱中したり、結婚を前提に同棲していた元カノと破局したり、その反動で婚活をがんばったり、私生活が楽しかったりで、日々がぼちぼち充実(?)していたこともあってアーリーリタイア熱はちょっと低い位置で落ち着いていましたね。
【 2度目の転職以降 (2017年~) 】
2017年に2度目、2018年に3度目の転職をして、年収も上がっていきました。
で、年収が上がってくると、お金よりも時間が欲しくなるんですね。
特に世界のいろんなところを旅したいと思っていても、思うようにできないというもどかしさがありました。
また、自分の器が分かってきた、というのもあったと思います。
自分は仕事であんまり上にあがれない、偉くなれないということが分かってきたんですね。
それで再びアーリーリタイア熱が上昇したと思います。
最後に勤めた会社は3年間在籍しないと確定拠出年金が没収され、退職金も出ないという規定があったので、2年目くらいから「3年で辞めよう」という思いが芽生え始めました。
そんな中でタイミングよく希望退職の募集があったため、在籍3年2ヵ月で退職して今に至ります。
【 まとめ 】
こんな感じで、初めてアーリーリタイアを意識したのはリーマンショック前、今から10年以上も前ということになりますね。
リーマンショックでそれまでの儲けを一気に失ったショックは大きかったですが、いい経験になったと思っています。
(まだ資産が大きくない頃で本当によかった、と思うようにしています。)
で、ふと感じたのですが、こうやって昔を思い起こして文面に落とすのはやっていて結構おもしろいですね。
時間があれば、今まで4社を渡り歩いてきたキャリアの振り返りなんかもしてみようと思います。
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