無職毒男です。
無職毒男は本当は働きたくなかったのですが、先週から働き始めました。
働いたのは昨年(2021年)の9月末に前職をやめて以来、約1年振りとなります。
働き始めた理由はいくつかありますが、そのうちの1つが高い国民健康保険料を納めたくなかったからです。
無職毒男は現在、月々52,400円の国民健康保険料を納めています。
会社に勤めてその会社の健康保険に入ることによって、社会保険関係の支出を減らせると思いました。
で、実際にどれくらい減らせるのか、無職の場合と有職の場合との比較をして金銭的なメリットを試算してみることにしました。
まず無職の場合です。
国民年金は全額免除で1円も納めていませんが、それでも満額の16,590円を納めた場合の半分の額を受け取ることができます。
というわけで、16,590円の半額を国民年金からの利得ということで計上することにしました。
(実際にどれくらいの利得があるかは、何歳まで生きるかによって変わってきます。)
国民健康保険料は上述の通り 月々52,400円を納めていますが、10回分割でその金額となっており、厳密な月々の負担額は12回分割したものだと考えると43,749円になります。
次に有職の場合です。
まず、給与収入があります。これはざっくり計算です。
税金は給与所得控除の範囲内なのでゼロ円です。
厚生年金保険料と会社の健康保険料は協会けんぽのウェブサイトから数字を持ってきました。
(実際に入る健康保険は協会けんぽではなく会社の健康保険組合のものになるので、この数値とは異なってきますが、大きな差は無いと思っています。)
厚生年金からの利得は・・・国民年金よりも多くもらえることになりますが、とりあえず国民年金を満額納めた場合と同等として仮置きしておきます。
あとは雇用保険料として給与の5/1000を計上しました。
(引用 : 令和4年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表)
無職の場合の合計(A)が141,816円の赤字、有職の場合の合計(B)が398,750円の黒字となります。
(B)から(A)を引いたものが働くことによってトータルで得られるものになり、その額は540,566円となります。
この内、給与の406,000円が純粋に働くことによるものであり、残りの134,566円が上手く制度を活用したことによるものであると、自分なりに解釈しました。
本当に働きたくなかったのですが、3.5ヵ月間働くことによって134,566円を、1ヵ月あたりだと38,447円を余分にもらえる感じであり、まぁまぁ悪くないと思います。
以上が取らぬ狸の皮算用的な試算ですが、ざっくり計算ですし、勘違いしている部分もあるかもしれないので、実際に給料をもらった後にどれくらい試算が合っていたか、答え合わせをしてみようと思います。
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