無職毒男です。
無職毒男はデュロキセチンという薬(サインバルタのジェネリック)を服用しています。
デュロキセチンはSNRI(Serotonin Noradrenaline Reuptake Inhibitor=セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)の一種で、簡単に言うとうつ病の薬です。
1日に投与できる量は日本では60mgまでとされており、先日の通院で増量されて上限値60mg/日の薬が処方されることになりました。
そんな感じで上限値に達したので、1年間に渡って服用した場合のコスト的な部分を見てみようと思って整理をしてみました。
無職毒男は自立支援医療を受けているので負担割合は1割になります。
自立支援医療を受けるためには診断書(税込 5,500円)が必要でした。
また、薬をもらうためには処方箋も必要になるので、診察代も必要になってきます。
あとは薬そのものの料金と、調剤基本料や薬剤調整料などの薬関係の料金もかかります。
それらを加味すると1年間で18,927円になりますね。
(下表の色が濃い部分は実際の金額、薄い部分は実際の金額をベースに計算して出した金額です。)
自立支援医療が無いと3割負担になりますが、その場合だと1年間で40,281円になりますね。
日本は国民皆保険制度の国ですが、仮に保険が無くて10割負担だとすると1年間で134,270円になりますね。
また、自己責任になりますが薬は海外から個人輸入することも可能です。
その場合はコミコミで1年間で25,050円ですね。
(引用 : デュラタ(サインバルタジェネリック)通販|うつ・統合失調症 | オオサカ堂)
価格はドルベースになっているので、為替によって変わってきます。
1年前だと20%以上も安くて19,456円でした。
こんなところにも円安の影響が・・・。
そんな感じで、まとめてみると下表のようになります。
無職毒男的にはデュロキセチンはむちゃくちゃ自分に合っていると感じていて、一生飲み続けたいぐらいに思っています。
それぐらい気に入っている薬を1日50円ちょっとで服用できるなら全然アリですね。
(自立支援医療は1回の診断書発行で2年間使えるので、その点を加味すると実質的な1日あたりのコストはさらにもうちょっと下がります。)
ところで・・・整理していて10割負担の場合の金額が高いなと感じてしまいました。
診察代の4,800円ですが、1回の診察が30分ぐらいだとすると1時間で9,600円です。
お医者さんは人件費も高いでしょうし、その他スタッフの人件費や病院運営に必要なコストなども考えると、この金額は個人的には「まぁこんなもんかな」という感じです。
薬代の薬剤の部分の3,080円については、原価について知識が無いので何とも言えません。
ただ、海外産のものよりもかなり高いのは明らかです。
薬代のその他の部分の2,420円については・・・調剤薬局では処方箋を受け取って、薬の数量を数えて、確認して患者に渡して、「飲んでいて調子が悪いとか無いですか?」みたいに1分ほど会話をして、お会計して終了ですよね?
長く見積もっても10分ぐらいですかね?
1時間だと14,520円??
病院の時間あたりのコストの1.5倍以上??
うーん・・・。
いずれにしても、10割負担の場合の金額は少し高い気がします。
最近 国民の負担を増やすような話が出てきていますが、その前にやるべきことがあるように感じてしまいました・・・。
まぁ無職毒男的には今年度もかかった医療費以上の保険料を納めていますし、これまでも一般的な人よりも多く納めてきたつもりでいます。
(来年度からは最低金額しか納めないつもりですが。)
なので、変に遠慮したりせずに普通に使わせてもらおうと思いますが、使う側の改善を行わずに国民から毟り取ることばかり考えていたら、この国は社会保障費で潰れてしまうような気がします。
(みんな手取りが下がって消費も冷え込んで経済も成長できませんわ。)
とりあえず無職毒男的にはこの先も引き続きこの国の行く末を生温かい目で見守り続けたいと思います。
(それにしても、国民健康保険料 まじで高かったなぁ・・・。)
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